以前読んだ本の中で「能力開発」に関して科学的根拠があり、それを基に成果を出している方法がまとめられているものがありました。
ステマのように取られると面倒なので書籍名は伏せますが、文章でまとめると色々と自分にとっても有益になるような気がするのでご紹介も兼ねて自分の言葉でまとめてみようと思います。
才能とは「遺伝」or「行動」?
才能は英語で「ギフト」というように、生まれた時に神様から授かる「贈り物」と考えられていました。
ところが近年、著名な科学者チームの研究で才能は「遺伝」よりむしろ「行動」によって決定されるという新しい考え方が確立されつつあります。
この「行動」とは特に脳の成長を促す徹底的な練習とモチベーションの組み合わせ、つまり才能の開発とは「脳を成長させる」こと。そしてそのためには「深い練習」が必要だとされています。
才能に対する基本的な認識
世の中には「神童」や「天才」と呼ばれる人々がおり、そういった人にはどうあがいても敵わないのでは?と考える方もおられると思います。
確かに全ての人間が「神童」や「天才」を上回れるわけではないでしょう。ただし「神童」や「天才」が陥ってしまう罠のようなものはこれまでも存在し、日の目を見ることなく消えていっているということもまた事実として存在します。
ですので、この文章(シリーズ?)を読んで頂くにあたって2つの前提条件を認識してもらうことが必要です。
①人は全員才能を持っている
②ただし、その才能を存分に発揮する方法を知らない
上記の前提条件を基にすると、必要なのは「才能を伸ばすための方法」です。
それも「導入」「発展」「継続」のそれぞれの段階で異なります。
これは「正しい努力を一生懸命に継続する」ことであり、また「普段の生活に溶け込むような形で努力する」ことです。
私自身がプレイヤー(鍼灸・マッサージ、ギター・ボーカル・ベース等)として葛藤していることや短いながらコーチ(受験指導等)としての経験からの視点も交えて書いていきたいと思います。
その2へ続く
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