前回、上肢の機能訓練に関する論文を紹介致しましたので、その流れで今回も麻痺側の上肢機能訓練関係の動画を紹介させて頂きます。
動画で紹介されている機械は「R-cloud」というリハビリ支援ロボットです。埼玉大学の辻研究室というロボット工学の研究をなさっている研究室が開発をしました。
主な特徴として
・空気圧を利用した安全性の高さ
・トレーニングしている間の筋力の情報等の可視化
・トレーニング効果の数字化機能
などが挙げられます。
現在、トレーニングで測った情報をデータベース化することによって効率的なリハビリが行えるリハビリテーションクラウドシステムの構築も進めておられるそうですが、まずは運動不足対策として5年以内の実用化。そして将来的にリハビリにも活用をというかたちで研究を進められているそうです。
実用化に向けては、価格やスペース、操作方法などクリアしなければならない問題が多々あると思いますが、こういった機器が一日でも早く導入されることを願いたいと思います。
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