まだまだ研究段階のようですが、興味深いシステムの動画を見つけました。
千葉大学大学院工学研究科が研究開発した「ギタリオン」(GUITARION)と名付けられたそのシステムは、健側(麻痺していない側)の足で操作することによってギター本体に取り付けられた機械が弦をピッキングしてくれるという仕組みの半身ギタリスト補助装置です。
現状では個別のギターへの機械のアジャストや足の操作によるピッキングのバリエーションなど実用性に耐えうるだけのクオリティは備えていないようですが、近い将来には「介護ギター」のような感じで片麻痺の障害がある方でも手軽に楽器演奏が楽しめるようになればリハビリも兼ねた趣味が持てていいかもしれません。
ストロークだけならシンプルな足の操作で機械もシンプルになりそうですが、右片麻痺だと言語中枢やられる可能性が高いので弾き語りは難しいのかな。
左片麻痺だと右利きの人はフィンガリングを一からやることになりますが、そんな心配が出来るぐらいの機械が早く実用化され販売されることを祈りたいと思います。
さすがに介護保険適応にはならないでしょうが、「もう二度とギターは弾けない」と思っている片麻痺患者の方には朗報ですね。
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