各社が取り組んでいた「自動運転技術」による乗用車ですが、トヨタが実用化のメドをつけたようです。
とりあえずは高速道路の走行に限定されるようですが、早ければ2年後の2015年に市販車に採用される予定。
今回採用される技術は、衛星利用測位システム(GPS)と、車に付けたセンサーを組み合わせ、同一車線内であれば白線からは乱さずに安定した走行が出来る仕組み。カーブでも白線に沿って自動的にハンドルを切る。速度が出すぎて、曲がりきれないと判断した場合は、自動で減速する。ただし自動運転では車線変更や追い越しは出来ない。
価格に関しては発表されていないが、別の技術の時速40km以下の走行時に車道へ飛び出してきた歩行者との衝突を回避する自動ブレーキを10万円未満で搭載出来るようにするとのこと。
渋滞緩和のための無線通信を利用したシステムなども開発されており、車という乗り物が20世紀とは全く違ったものに変化していくのかもしれない。
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