救急患者と待機児童

 厚生労働省が発表した「どんな場合でも救急患者を必ず受け入れるモデル病院を全国に100か所ほど整備する方針」を聞いてなんだかとても違和感を覚えた。

 

 その他もろもろの環境整備や救急患者の定義次第では待機児童と同じようなことが起きるのではないかと思う。つまり表面に出ていない”潜在的な需要”が常にあり、供給が増えてもそれ以上に需要が現れてくるのではないかという懸念。

 

 あとは受け入れる側の人材の質や確保の問題。

「専門医がいないので」と救急車が断られた。納得できなくても…

上記リンク先でも書かれていますが、訴訟リスク・人員不足・ベット不足などなど。

 

 サービスを受ける側の知識や倫理観もいい加減育てないと色んな産業がもたなくなってますしね。最高のサービスを何時でも何処でもより安くなんてのは、ローリスクハイリターンの儲け話と同じぐらいありえません。

 200円台の牛丼チェーン店に店員のサービスが悪いなんてネットで書いてる人間が大勢いる時点でもう危険水域だと思います。

 

 上記リンク先の最後

 

「近くの病院で救急科専門医が、いつでもすぐに診てくれる」という診療体制はお金がかかり過ぎて非現実的です。「専門医でなくてもいいからとにかく診るべき」なのであれば、ごめんなさい、専門医と同レベルの医療の質が提供されるとは限りません。医療の質を求めるのであれば「専門医がいない」という理由での受け入れ拒否を容認せざるを得ません。

 

は正直によく書いていると思います。

 

 個人の感情や感覚で物事を語るのではなく正しい知識やデータを基に議論を重ね現実的な方向性を見出したいものです。

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