秋の花粉症長期化?

 花粉といえばスギやヒノキによる花粉症が有名です。主に2~5月頃に飛散し、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・発熱などを引き起します。特にスギ花粉による花粉症の患者は1500万人以上とも言われ「日本の国民病」と呼ばれるほどになっています。

 

 スギ花粉による花粉症患者が初めて報告されたのは1964年。その3年前の1961年にはブタクサ花粉による花粉症が報告されています。ブタクサは「マッカーサーの置き土産」とよばれ第2次世界大戦後にアメリカから帰化した植物だと言われており、アメリカでは多くのブタクサ花粉症患者がいます。

 

 ブタクサは全国に広く分布し、道端や河川敷などあらゆるところに生えています。キク科の植物で8~10頃に花粉を飛散させることから同じキク科のヨモギとともに「秋の花粉症」の原因となっています。

 

 スギやヒノキと同じように目や鼻の症状が出るため知らない方は風邪だと思って何もしないで放置していることが多々あります。

 

 今年は9~10月にかけて全国的に例年より気温が高く、降水量も多くなりそうだという予想がでています。そのため通常9月にピークを迎えるブタクサ花粉に飛散量が10月にずれ込み、飛散期間が長くなるのではないかと懸念されています。

 

 ブタクサはスギやヒノキと違い飛散する範囲が狭く、時間帯も日の出から午前中にかけて集中します。可能であればその時間帯の外出は極力避けるようにして下さい。

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